本日で築地終了。午後から引っ越しが始まります。
いろいろと問題があった豊洲移転ですが、本日に午前中の営業が最後となり、午後から豊洲への引っ越しが始まります。
築地の歴史は83年。
築地市場ができる前は、日本橋魚河岸において魚が売られており、個人商店。問屋の集合体で、セリなどもなかったのですが、1923年(大正12年)の関東大震災で、日本橋の魚河岸が壊滅したことにより、今の築地の場所に1935年昭和10年に開設されました。
その後、中央卸売市場となりましたが、この時に仲卸業者が出来、セリが始まったと言われています。
日本橋の魚河岸から築地に移るにあたっても1年にわたって揉めたともいわれており、最終的には現在の築地の形となったと聞いています。
写真は、業者からの提案と東京都(東京市)からの提案の図面です。
しかし、築地に移ってからは、全ての関係者一丸となり築地のブランド化の為などに奔走したそうです。
先日行われた豊洲会場記念式典では、先日も書いたように江東区長からは「地域の発展の為に力を合わせ前進したい」や築地市場協会会長は「改めてみんなで一致協力し、しっかりした市場を作り上げたい」など前向きな挨拶が行われたところです。
ただ、初めての場所ですので、1ヶ月程度は混乱があるかもしれませんが、都としてもバックアップしていくと昨日の定例記者会見でも小池知事より発言がありました。
何はともあれ、これからがスタートです。