東京都廃棄物審議会「プラスチック部会」の傍聴と委員会質疑づくり

本日は、10時から都庁第二本庁舎で日本チェーンストアー協会や大学の教授や准教授・商工会議所などの委員で構成されている「プラスチック対策」の第1回審議会が開催されていたので、傍聴に行ってきました。

各委員が自分たちの立場で意見を2時間にわたり発言されていました。

この部会が設置された背景には、皆さんも一度は目にしたと思いますが、「ウミガメの鼻の近くに刺さっていた、使い捨てられたストロー」や「マイクロプラスチック」の発生源が、人間が利用しているプラスチック製品だということがあります。地球の汚染や、海や川の生物への影響を問題視し、都民ファーストの会として小池知事へ要望書を提出したのが、この部会が設置されたきっかけの一つと考えています。

この部会は、東京都としての短期的な対応と長期的なビジョンなど具体的な行動指針を作るための部会です。

しかし、本日連続3回目に再選した安倍総理が筆頭となる日本国は、6月に行われたG7の「海洋プラスチック憲章」に関して、日本・アメリカの2国のみが署名しなかったという、悲しい現実もあり、国への要望事項についても東京都が率先して行うこととなったと理解しています。

審議会の中では、「東京都が率先して高い目標値を目指すことで都民の意識や環境ができやすくなる」や「ポイ捨てゴミが雨が降り下水から川へ流れ海に流れている。訪日外国人からゴミ箱が少ないなどの意見からポイ捨てにつながる」など全ての意見が正しいわけではないが、ざっくばらんな意見が出ていました。

何回行われるのかは分かりませんが、多くの意見が出ることで、解決策が導き出せればと思ってます。

P.S
先日、東京都がプラスチックに関するFacebookページを立ち上げたそうです。是非、覗いてみてください!
https://www.facebook.com/ReducingSingleusePlastic.tokyo/
Twitterはこちら
https://twitter.com/tocho_plastics

審議会が終了して、お昼を食べた後は、10月5日に行われる環境建設委員会で担当する質問「環境確保条例による土壌汚染対策制度の見直し」に対する質問の作成の為、条例の変更点やパブリックコメント、国の法律との整合性などの文書の確認や調べもの、局へのヒヤリングなどを行い本日は終了しました。

この質問内容については、質疑後にアップします。