パラリンピック関係者との意見交換

パラリンピックのマラソンの伴走者や日本パラ陸上競技連盟の方々と意見交換を行いました。

はじめに自己紹介などを行い、パラマラソンの事やドーハにも参加したとのことで、その時のことなどをお聞きして、質疑などを行いました。

その中で、あの地獄のドーハでの大会と日本で行われたMGCの違いを教えていただきました。

ドーハでのマラソンは深夜11時59分・競歩は同11時30分にスタートでしたが、気温は40度近くあり、給水所も少なく、ゴールして初めてかち割り氷が準備されている状況で、日本のMGCでは、ドーハに比べて給水所が倍近くあり、各給水所では、かち割り氷がある状況だったと、違いを教えてもらいました。

実際、パラ陸上の連盟の方の意見なので、殆ど間違いはない状況で、来年の8月に実施しても暑さはあるが、給水所やかち割り氷などの対応がしっかりしているので、問題ないとのことでした。

また、パラマラソンの伴走者は、ランナーと紐で一緒に走るのですが、伴走者が紐で引っ張って誘導したら失格。伴走者の交代も決まった場所以外では交代できない。ゴールの時に伴走者が先にゴールしたら失格。などなど、ただ一緒に走るだけでなく、多くの気を使いながら走らなけれないけないことも理解しました。

最近は、映像での判定ができる為、ゴールした後に失格となることもあるそうです。

もちろん、引っ張ってはいけないので、横で話しかけて方向などを支持するそうです。

パラマラソンの新しい見方を知れた勉強会でした。